W1500 D480 H600 H500
ミズナラ
拭き漆仕上げ
大阪のY鉄工所の事務所テーブルが完成。 ナラの木に拭き漆仕上げです。
ドンとした天板が少し浮いているところがポイントです。 それからテーブルの下の軒下のようながっしりした作り。 私は田舎の家の軒下を見合げるかんじが大好きでした。 雨宿りやら、縁側での昼寝やら... 少し脱線しました。
鉄工所を営むYさんの会社ですが、大きいながら実に精密な機械を作られています。 そんなイメージから、力強いけれど、和束に浮いた天板が緊張感をだせないかなあと思い制作しました。 すっきりとかっこいいかんじになったのではないでしょうか。
また、非常に木目が美しい仕上がりになりました。
自分が予想していたよりもずっと木目が生きたんです。
うるさいわけではなくてかっこいい。
このナラは木材屋さんに行って「あ、これ!」という第一印象で決めた木です。
木を選ぶには、もちろん「経験」と「知識」が必要なのですが、「感」も重要だと思います。
私は「感」によく助けられます。「運命的な」出会いとも思います。「ぴん」ときたら感じたのなら、衝動的に買って失敗してしまってもなかなか後悔はないものです。でも、力のぬけたなんとなくの「感」のほうが成功率は高い。
学生のころ、一時期「木のもつ力」に負けたくなくて、なるべく木目もなく、安く、下地につかわれたりする木で制作をくり返す時期がありました。
でも、今は素直に「いい木はいいんだからそれをみせたらいいし、それぞれの木のいいとこ引き延ばせばいいかなーとすんなり考えられるようになりました。
といっても、まだまだほんと木は難しい。
それを見分ける木材屋さんはすごいです!
材について
ミズナラ 【水楢】 japanese oak
ブナ科の広葉樹。北海道に多く、心材は灰褐色で柾目面に斑/ふ(左)が現れる。木質は重硬。板目面(右)は木目が力強く、柾目面は優しい表情を見せる。家具材、ウイスキー樽、曲げ木、フローリングなど用いられる。
ミズナラはほとんどが北海道産なので、国産品は「道材のナラ」と呼び、外材(外国材)をオークと分けています。 道材のほうがち密さがあります。
